茶の湯勉強会

方扣庵(ほうこうあん)では、日本伝統文化の寺子屋となるよう、互いに響き合い、一期一会を深める、協益性の高い文化教育事業を行っております。各定期講座の他、ご要望に応じた個別企画も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせください。

*各講座への参加お申込み方法

当ホームページのお問い合わせフォームより、以下の項目をご記入の上お申し込みください。当法人よりお申込みの確認メールをお送りいたしますので、本確認メールをもって受付完了とさせていただきます。

・お名前

PC用メールアドレス(携帯用は不可)

・お電話番号

・ご参加を希望する講座名

・会員へのご入会希望の有無 (ご入会方法のページをご参照ください。)

お申込みのキャンセルは、最低でも2週間前までにご連絡下さいますようお願いいたします(例:開催日が日曜のばあい、前々週土曜まで)。開催日14日前以降のキャンセルはお受けいたしかねます。急なご予定で不参加となるばあいは、代理の方にご出席いただいてもかまいません。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

方扣庵 茶の湯勉強会

茶の湯への理解をより深める勉強会を月1回木曜日に、京都 懐石瓢樹の重要文化財茶室『捉月』にておこなっております。本茶室は、明治から大正にかけて活躍した四条派の日本画家、今尾景年の邸宅内にあり、大正三年に大徳寺 三玄院の松雲老師より「捉月」と命名され、床柱を大正天皇より下賜された重要文化財重要文化財で、文化財保存活動の一環として使用させていただいております。

本講座では、茶道の基本を養う上で最も必要な課目である小習から始めます。裏千家では前八ヶ条・後八ヶ条の16条とし、前八ヶ条は貴人点・貴人清次・茶入荘・茶碗荘・茶杓荘・茶筅荘・長緒茶入・重茶碗、後八ヶ条は包帛紗・壺荘・炭所望・花所望・入子点・盆香合・軸荘・大津袋からなります。前後の区別は14代無限斎(淡々斎)からのものです。各条を丁寧に掘り下げて、共に和やかに学び合いましょう。

【利休七則 ◎茶は服(ふく)のよきように ◎炭は湯の沸くように ◎夏は涼しく 冬は暖かに ◎花は野にあるように ◎刻限は早めに ◎降らずとも雨の用意 ◎相客に心せよ】 この教えを心におき、点前に関する理解を深める文化講座です。和装・洋装を問わず、新規の方も随時歓迎しておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。

 

2018年度(平成30年度)講座日程

2018年4月5日(木)午前10時から14時半まで 終了

2018年5月10日(木)午前10時から14時半まで 終了

2018年6月7日(木)午前10時から14時半まで 終了

2018年7月5日(木)午前10時から14時半まで 終了

2018年9月6日(木)午前10時から14時半まで 終了

秋浅き九月は初秋、長月、菊月とも言われます。また、[風炉]常据えの総仕上げの時期となります。今回は台子を据えて皆具の扱い、荘りつけ、初炭、濃茶と薄茶を茶事の流れと共に学びを進めてまいります。

2018年10月4日(木)前10時から14時半まで 満席

跡見とは、文字どおりその日行われた茶事の跡を拝見する茶事です。跡見ならではの約束事をご説明しながら、茶事の流れに添い「茶の湯の心の働き」と共に学びを深めてまいります。

2018年11月8日(木) 前10時から14時半まで 満席

茶家では十一月に炉を開いて口切りの茶事を催し、一陽来復を祝います。炭点前では炭も大きめの炉用、香は練香、夏に手入れした湿し灰を使います。今回は壷荘とその他の小習い、口切りの茶事の流れに添って学びを深めます。

2018年12月6日(木) 前10時から14時半まで 満席

十二月晩冬となり、師走、極月、臘月とも申します。今月八炉の体験を致します。茶室の炉の切り方(位置)には八種類あり八炉と申します。[向切][隅炉][台目切(出炉)][四畳半切(出炉)]とあり、それぞれに本勝手・逆勝手があり、合わせて八炉となります。実際は本勝手が通常で、逆勝手はほとんど見られません。今回は八炉の内の[向切]と[台目切(出炉)]本勝手を学びます。風炉先を移動する事で、[台目切][向切]に見立て点前を進めて参ります。

2019年2月7日(木) 前10時から14時半まで 満席
もともと 旅箪笥は水屋用の棚で、建水以外の点前道具をすべてを納めた物です。天正十八年  小田原の陣の宿営に、利休が旅箪笥を携帯し、秀吉にお茶点てたと言われて居ります。今回  旅箪笥の扱いを、濃茶、薄茶、初炭、後炭、それぞれの点前を進めながら学びを深めます。利休の時代に思いを致し、芝点での薄茶点前をご一緒に楽しんでまいりましょう。
 2019年3月7日(木)前10時から14時半まで 満席

「花の開くことはすべからく春風の力を借るべし」との言葉通り、三月太陽は光を増し草木の芽も膨らんで参ります。この時期ならではの 釣り釜で小習いを学びます。また[夕ざりの茶事]の流れに添い、和やかに学びを深めてまいります。

 

2017年度(平成29年度)講座日程

2017年4月13日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年5月11日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年6月8日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年7月13日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年8月10日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年9月7日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年10月5日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年11月9日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年12月14日(木)午前10時から14時半まで 終了

2018年2月1日(木)午前10時から14時半まで 終了

2018年3月1日(木)午前10時から14時半まで 終了 

2016年度(平成28年度)講座日程

2016年9月8日(木)午前10時から14時半まで 終了

2016年10月13日(木)午前10時から14時半まで 終了

2016年11月10日(木)午前10時から14時半まで 終了

2016年12月8日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年2月9日(木)午前10時から14時半まで 終了

2017年3月9日(木)午前10時から14時半まで 終了

 

*各回12時から12時半はお昼休憩となります。

*時間内であればご自由にお越しいただけます。3*茶の湯勉強会 参加会員でご希望の方には、茶事の会におけるお役(亭主・半東・正客・詰)を、交代で務めていたただく予定です。

*正座椅子もご用意しておりますので、ご希望の方はお申込みの折にお知らせください。

参加費: 会員 各回 5,000円 / 非会員 各回 5,500円

(瓢樹様にご用意いただく御凌ぎ代を含みます。)

定員:各回11名 予約制 (先着順、5名以上での決行を予定しております)

場所:京都市中京区六角通新町西入北側 懐石瓢樹 重要文化財茶室『捉月』

講座内容

2016年9月8日(木):

小習十八ヶ条のうち 貴人点薄茶・貴人清次薄茶の点前を致しました。使用する貴人茶碗についての解説、高杯には主菓子・干菓子をどのように盛るか?亭主・半東の働き(例 碗、台、高杯の出し方、下げ方、足の運び等々)、いつもは 当たり前に稽古する一つ一つの何故を読み解き理解を深めました。

2016年10月13日(木):

貴人点濃茶・貴人清次濃茶の点前・荘物を致しました。貴人清次濃茶点前では、亭主・貴人・お清三役の働き、菓子器・茶碗の取り次ぎ位置と道具を返すタイミング所作、理由付けについて。また三役の動線確認など、茶事を想定して稽古まで深く掘り下げる事となりました。入門割り稽古である[ふくさ捌][柄杓][歩き方]の美しい扱いと所作もともに学びました。

2016年11月10日(木):

開炉となり、前回風炉で行った貴人点(濃茶・薄茶)・貴人清次(濃茶・薄茶)を炉点前にて学び合いました。炉での 1)点前道具の位置 2)亭主・半東の位置と働き 3)清次での、お次の取り次ぎの動きとタイミング、客側の働きの部分を掘り下げる機会となりました。

2016年12月8日(木):

荘り物点前で茶筅荘には薄茶、濃茶があります。主客の挨拶のタイミング・問答について考察。また茶碗荘・茶入れ荘については初座での道具荘りについて話を進め、主客茶事の流れを考えながら、点前を進めて参りました。

2017年2月9日(木):

茶事の中で近ごろ行われる事の少なくなった「後炭点前」を学び、「座掃き」の体験を致しました。初入・中立・濃茶と時を経て、炉中に流れた炭のけしきの風情をお愉しみいただく。また灰で整え・たっぷり炭をつぎ、釜にも水を次いで、ゆっくり薄茶をお楽しみいただく為の点前である事を、確認しながら致しました。重ね茶碗では特に客の手順と心得を学び、長緒では緒の扱い、包みふくさは結びと解き方を共に体験しながら進めました。

2017年3月9日(木):

初炭所望、入子点、軸荘をいたしました。炉の炭所望には初炭所望・後炭所望があり、これは茶事の趣向で行われるもので、亭主が客に炭手前を所望致します。今回は初炭所望について学びあい、おおいにその風情を愉しみました。入子点では、水指が共蓋・塗蓋での荘り残しの違いを学び、軸荘では手前準備である、巻紙の幅・長さを決め各々に巻紙を作りその巻き方、巻緒の扱いについて体験致しました。

2017年4月13日(木):

炉後炭所望・炉流し点・続き薄茶をおこないました。炭所望(亭主が連客に炭手前を所望して、客一人がこれを行う事)のうちで、炉の炭所望でもっとも風情ある所作の後炭所望のほか、席中に持ち出される巴半田の作り方から学びを始めました。今回は先ず使用する灰についての説明、灰の感触、底取りの扱い、巴つくりを体験し、その後に後炭所望。流し点ではそれぞれの道具の置き位置を確認。続き薄茶は亭主、正客、次客の役割と働きについて再考してまいりました。

2017年5月11日(木):

初風炉にて、炉中の灰を上げ、風炉に奉書・底に瓦を敷き灰型をつくり、茶事の流れで小習の軸荘の勉強をいたしました。初入での主客問答の内容への理解を深め、白菊扇での軸掛けの扱いの難しさを実感致しました。つづいて桑卓を使っての長緒濃茶・貴人点薄茶・濃茶・大津袋の学びをいたしました。

2017年6月8日(木):

1)水指運びの棚で濃茶点前・薄茶点前を致しました。茶事の流れを考えて、濃茶では柄杓・蓋置の配置の説明、薄茶では柄杓・蓋置の取り使いを致しました。又使用する水指運びの棚に適する水指・蓋置について、濃茶と薄茶での柄杓・蓋置飾り残しの景色の変化について説明し、運びに使用する棚・卓の解説を致しました。茶箱と言えば利休以来、旅持ちや山野行楽用としてそれぞれの好み応じて仕組み、用いられておりましたものを、玄々斎は[雪]・[月]・[花] 三様の伝物を定め、加えて初心者もなしうる[卯の花点]を考案されました。本日はその茶箱点前の[卯の花点]と[月点前]を拝見を付けず致しました。[卯の花]は茶箱の平点前、茶箱をのせる盆には爪赤(つまぐれ)の山道盆が約束ですが、都合により本日は[花点前]に用いられる花型盆を用いました。夏に限らず手軽に取り入れることをおすすめ致しました。[月点前]では茶箱・器据(きすえ)、茶碗・棗・茶杓には仕服を着せて用います。香を焚き、趣ある茶を楽しみました。

2017年7月13日(木):

茶箱の卯の花 、月点前について、 共に拝見をつけて、亭主としての点前も大切ですが 客としての道具拝見・扱い(正客・詰の働き)を大切に学び合いました。当日、葉蓋に使いました水指は、玄々斎が花入の落しから創案された曲げの水指の写しを使用致しました。その他、葉蓋に適する水指の形や材質など話し、使われる葉の説明を致しました。洗い茶巾では平茶碗を、また一層の涼感を味わえる平水指を使用しての点前をおこないました。 大蓋・割蓋の扱いを学習。自身が亭主となる時の夏に相応しい点前の学びを深めました。

2017年8月10日(木):

名水点にて釣瓶を水指として、釣瓶の扱い、しめ縄についての解説と名水点の意義と室礼の方法 、釣瓶以外の見たてでおこなう多様な名水点について学びあいました。また、茶入・柄杓・茶碗の茶巾での清め方や亭主と客の問答について、さらには茶箱 和敬点 についての解説と客の働きと動きの学び深めました。

2017年9月7日(木):

風炉「流し点て」は「薄茶運び点前」に準ずる点前で薄茶に限られます。主に小間で行われ、道具を定座から客付に流して置く為「流し点て」といい、亭主と客が親しく茶を頂く点前です。点前道具の位置が常と異なる点に注意しながら点前を進め、替茶碗を使用した場合の 亭主と客との会話における心遣いについて学びあいしました。また、平水指の割蓋・大蓋の扱いや、小間での続き薄茶もおこないました。

2017年10月3日(木):
中置とは 火気の欲しくなる肌寒の時候に風炉を道具畳の中央にすえて点前致します。風炉の灰形はこの時期ならではの鉄風炉に詫びた筋灰をつくります。

①詫びた灰形の説明 ②筋を引くコツを解説 ③丸灰に一人一人火箸で掻上げて筋を引いて頂きました。柔らかく形造られた灰に火箸で筋を引くのは難しいものです。中置での初炭、濃茶、薄茶、後炭の点前を学んだ後、11月に実施する口切りの茶事の流れをご体験頂きました。 ◎茶壺◎茶入日記◎葉茶じょうご 等の道具を使用。それぞれの扱いについて解説。 また 口紐の結び方、綱(壺のを入れる編みの袋)の結び方を皆さまにご体験頂く事が出来ました。

2017年11月9日(木):

炉の初炭点前について、 炉中の湿し灰のまき方 、炭の置き方を詳細に解説した後、[棚の濃茶点前]を学び、濃茶を一同で頂きました。壷荘の点前では、亭主・客 各々の動きの解説を加え進めて参りました。 基本となる[炉の薄茶点前]は、 各所作を解説し、半東の役割・替え茶碗の扱いの学びを深める事が出来ました。さらには茶事で口切りの後、壷に施す長緒・乳緒での[真・行・草の結び]をご体験頂き、初めての方も 既に結びをご存じの方も共に学び合うよき機会となりました。本日の講座は口切の茶事の流れに添って学びを深める事となりました。

2017年12月14日(木):

夜咄の茶事の流れに添い、まず前茶では薄茶をおもあいで頂き、炭点前では水屋炭斗の組方など説明を加えて点前を致しました。夜咄での炉中の整え方、炭の置き方のほか、薄茶では 正客・次客の働きについての学びを進め、 ふくさの扱いを読み解いてまいりました。続いて濃茶の練り加減について、茶量、湯量、練り方をを学び、短檠・小灯・ 膳燭 ・手燭の使用解説ののち、各自道具を扱いました。

2018年2月1日(木):

早春寒さ一段と厳しい季節、簡易の大炉を設けての勉強会を致しました。大炉について (大炉由来の説明文・点前図解のプリント参照)、大炉逆勝手 初炭・濃茶・薄茶・後炭について、それぞれの解説を加えながら学び合う、興味深い貴重な機会となりました。

2018年3月1日(木)

旧暦の正月を過ぎ陽光に春風満ちるこの時期、裏千家では茶室に釣り釜を掛け、その風情を楽しみます。今回は釣り釜での初炭点前で、釜鐶・釣手・釜鎖、それぞれの扱いを学びました。さらに行台子を据え四器を置き、濃茶・薄茶点前を簡略に図解し、点前の動きについて学びを深めてまいりました。

2018年4月5日(木)
暁の茶事について、概要を資料配布するとともに、短檠に灯芯・油を置き、実際に火を灯して燃残る風情をについて考察いたしました。また、暁の茶事における初炭点前では、巴半田の準備を経験者も初めての方にもご体験頂きました。暁の茶事での約束の初炭点前、濃茶と薄茶、基本のふくさ捌の約束事を学び、棗・茶杓のきよめ方を全員で体験いたしました。

2018年5月10日(木)
鯉桶の水指の解説をし、紐の結びと蓋の扱いを全員で、和気あいあいの体験を致しました。正午の茶事の流れに添い、風炉初炭点前。桑小卓を使用して濃茶点前では平建水と蓋置の扱いについて。続いて濃茶点前で卓に荘り残された柄杓・蓋置の扱いの決り事の解説も加えて点前を進めました。後炭点前では流れた炭と新たに加える炭の位置の説明をし学びを深めてまいりました。

2018年6月8日(木)

朝茶事の初炭点前では風炉中の拝見をします。釜下ろし位置、風炉に釜を戻す時の釜引き寄せる位置について学びを深めました。また茶事における土風炉の清め方(ふくさの扱い)についても再確認いたしました。今回は鯉桶をつかっての点前を体験し、茶事の流れを考え和やかな学びの機会となりました。

2018年7月5日(木)

花を生ける点前には花寄せ・廻り花・花所望があり、7月22日(日)の茶事では略式での花寄せをいたします。茶事の流れに添い、長板二ツ置での初炭点前。数々の花を盛った花台を準備し亭主役、客役に別れて花寄せをいたしました。連客各々が花入、花を選び、手の内で花の形を調え(花づもり)、花を入れ、水次で水を満たしました。和気あいあい個性が楽しめる学びの機会となりました。勉強会では毎回、五名分の濃茶を二度練りますが、茶の量、湯の量の学びと楽しみとなっております。

2018年9月6日(木)

風炉も締めくくりの時期、台子総荘りの学びを深めてました。行台子を据えて、皆具(水指・杓立・建水・蓋置が同じ素材)でない道具を使用。また台子では杓立に荘り火箸と刺し通しの柄杓を荘り点前を致します。特に荘り火箸と柄杓、また蓋置に穂屋香炉を使い、それぞれの扱いについて解説を加え点前を進めてまいりました。台子総荘りの初炭、濃茶、薄茶、後炭ついての和やかな学びの時間となりました。

 

ご参加の皆さま、ご支援下さる瓢樹様、老松様へ心より感謝申し上げます。